カップ麺食ってしのぎます

本物をリスペクトしたカップ麺を主に追い求めてます! 商品開発に携わる方の熱意に敬愛以上のものを感じてます!

【今週のカップ麺41】 壱番館監修 尾道ラーメン(寿がきや)

 寿がきやと言えば、個人的には「うどんスープの素」で大変お世話になった世代です。名古屋地盤の食品メーカーとしか知識がないのですが、ここがカップ麺を出しているとは知りませんでした。早速購入してみました。

 

 尾道ラーメン自体もあまり知識がないのですが、瀬戸内の豊富な魚介出汁をにじませ、豚背脂を足して旨味をプラスしながらも、あっさりとグビグビ飲める醤油スープ! そして、軽やかな麺・・・・そんなイメージ。さてさてどんな味わいを再現してくれるのかと楽しみで、蓋をあけます。麺はこんな感じ。細麺でノンフライ製法とのこと。

 

 後入れタイプの液体スープのみ。そして若干のかやくがあるのみで、わりとシンプルなつくり。こういうのでちょうどいいね!

 

 早速投入して、お湯を投入。4分待つのじゃぞう・・・。   

 

 液体スープを投入しますと、ラードの塊、チップ状の背脂、醤油ダレなど、すべての旨味が凝縮されているのがわかります!ささっとかき回して完成! 少しかき回して一気に完成へ相成ります。なかなかうまそうなクリアーな醤油が印象的です。   

 

 まずは、スープ!円やかな甘さは煮干しの再現ですね〜、ニボっぽい苦みが一切なく、香ばしい甘味が支配します。その魚介に醤油ダレの円やかさがぴっちりと結びつき、円やかな甘味に変貌!これは旨い旨い!! 極め付けは、背脂とラード。これによりコクが一気に深まります・・・。嗚呼、味わいつつも和むお味。背脂チップがスープを吸い込み、しっかりと浮かぶ様子は中々「尾道系」の再現度が高い!さすが、寿がきやさん!

 

 麺は、ちょっと私がお湯の温度と時間をしくったため、カタメの風合いになってしまいましたが、ノンフライめんとのことで、しっかりとした粉の弾力を感じる次第。意外に弾力がモチモチっとしていて、スパッと切れ込むまでに抵抗感があるタイプ。ちゃんと時間と温度を守って食えば相当旨かったであろうと少し後悔です。   

 

 ともあれ、尾道系ラーメンってのも実に久しぶりで楽しめたのは事実!この系統のカップ麺を、また発見したら食いたいもんです。今日もごちそうさまでした。 [rakuten:soukai:10516194:detail]