カップ麺食ってしのぎます

本物をリスペクトしたカップ麺を主に追い求めてます! 商品開発に携わる方の熱意に敬愛以上のものを感じてます!

【今週のカップ麺85】 銀座デリー監修 カシミールカレーラーメン(明星食品)

 ラーメン屋の監修ではないのですが、つい手に取ってしまったら買わずにおれなくて・・・そんな「カシミールカレーラーメン」です。銀座にあるデリーって店も全く存じ上げずで、本当になぜ買ったのか不可思議。ま、これも縁と思ってとある昼時にオフィスで堪能させていただきました。それにしても、カシミールってほとんど「カシミール紛争」でしか認識がないな・・・・。国境線を争う最中でも、食うことは必然でありまして、そんなインド軍の兵士たちが食しているのがカシミールカレーという感じでしょうか。勝手なことを妄想してると、あっという間に3分ってのが経過してしまいました。そんな感じでパッケージは、スープの色合いを予感させるような、深い茶色でしめられてます。

 

 

 蓋の図柄を見ると、まるでカレールーのパッケージかと思わせるほどのカレーの絵が旨そう。ちなみに私の子供のころは、お袋と趣向により、ほとんど「S&Bゴールデンカレー辛口」でありました。その昔は、「メタル印度カレー」だったような記憶。

 

 

 蓋を開けると、シンプルにスープ、乾燥具材が既に展開されております。最近、後入れスープやカヤク類が増えて、袋等でもわっとしていることが多いのですが、むしろこういうシンプルさが嬉しかったりする〜。

 

 3分経ったらこんな感じでした。意外と乾燥肉や、ジャガイモがゴロゴロとしている風貌で、メーカー側の努力を感じさせますね。キャベツが入っているのは、カレーと言うより、ラーメンを意識したものでしょう。

 

 

 スープは意外とサラサラしています。もっともインドのカレーってそういうものなのか。日式のこっぺりした張り付くような粘りが全くない、サラサラカレー。少し心配になって底にカレー粉が溜まってないかと念入りにかき回したんですが、そんなに粘りは足されませんでした。味わいとしては、日本人が好みそうなコク深い香ばしさがあるタイプ。ここをラーメンのように香辛料の種類で説明できないのが歯がゆいんですが、レッドペッパーがシャープに切れ込むような辛さが印象的かも。辛さは想像以上にレベル度の高さあり。されど後から喉が渇くことは少なく、塩分はそんなに高くないのかもしれません。それでもしっかりした味付け感覚は、さすがカレー専門店監修ということなんでしょうか。

 

 

 一方の麺は、またお会いしましたね的なよくあるタイプかと。時間通りだととてもスパスパっと淡く切れこみやすいライト麺。汁も吸いがちな傾向にあり、カレー味と麺の風合いがマッチするといえばする。縮れ度合いが高いのが印象的で、勢い良くすすり上げすぎて、ワイシャツにハネが飛び散らないように注意して、一気に食いきりました。

 

 

 この食べ応えで、350kcal前後ですから、いい感じじゃないんでしょうか。カレーラーメン・・・・好きな者同士のあわせ技なる一杯。またハマッてみてもいいかな〜と、かなり見直してしまいました。今日もごちそうさま。