カップ麺食ってしのぎます

本物をリスペクトしたカップ麺を主に追い求めてます! 商品開発に携わる方の熱意に敬愛以上のものを感じてます!

【今週のカップ麺87】 中華そば ムタヒロ ワハハ煮干そば 醤油味 (寿がきや)

 先日、西国分寺駅近くの「ムタヒロ」さんで一杯食ってた時に、近々ムタヒロカップめんが発売されるという情報をゲット。待ちわびていたのですが、ようやくローソンで手に入れることができまして、早速にとある平日のランチタイムで実食を試みました。カップの表装はこんな感じ。なかなか「圧巻の煮干だし+背脂」という攻撃的なメッセージと、和むイラストの対比が独特です。

 

 

 ペリペリっと蓋を開けると、乾燥ノンフライ麺がお目見え。おお?なかなか質感あっていい感じ!

 

 

 そして、「液体スープ(後入れ)」「かやく」「のり」が備わっている。表装の「圧巻の煮干だし+背脂」とあったから、背脂パッケージでもあるのかと思ってたら、意外にすでに既に液体スープに溶け込んでいたりする。

 

 

 「かやく」を入れる。おお、なかなかの乾燥メンマと、乾燥挽肉玉! 乾燥具材も進歩しているんですね〜。

 

 

 しっかりと、スペック通り、5分待った後のお姿がこんな感じ。いつも思うが、お風呂が沸いたよ〜っていうあの感覚に似ているような・・・。そしてここに液体スープを投入すると、いざ食わんというスイッチが入るわけだ。

 

 

 完成型はこんな感じ。のりを立ててみました。麺顔としてはオーディナリー。しかし、濃ゆい感覚はなんとなく伝わってきて、いざ実食。

 

 

 もっとギトギトしているかと思ってた「背脂感」。そしてもっとニボってしているかと思ってた「煮干感」。それがやや抑えめに感じて非常に食べやすいチューニングがなされてます。少しばかり濃ゆいというニュアンスが、実に美味しく感じられる。そうそう・・・お店でなく、家庭とかオフィスで食うものだから、実際はこれくらいがいい。塩気もマイルドだし、脂の甘みや醤油ダレのエッジングも、カップめんの中では高バランスとれてると思います。

 

 

 続いて麺ですが、平打ち縮れがまたいい感触です。意外にモチモチそうに見えて、低反発な印象を受けましたし、またでんぷん質を感じる旨味を含む味わいです。インスタント麺は、基本的に汁を吸い込む傾向にあると思いますが、その中でスパスパっとした切れ味と潰れこみ感覚がナイス!

 

 

 そうこうしている内に、一気に食いきってしまった。いや満足。個人的には好きですし、完成度もあるなーって感じました。武蔵野エリアの名店、さらなる発展を期待してます。ごちそうさまでした。