今年のラーメン界の一つのエポックは、「広島系らーめん」の広がりだったかと思います。私も刺激されて、広島系汁なし担々麺にハマった一人。これが食が細そるころでもグイグイと食わせるパワーがあって疲れを乗り切るのに重宝しました。先日、コンビニで「ば」と大きく書かれたカップを見て、「おお!ばくだん屋!」と思わず声が出そうになりました。私はこの系列では、神田で食ったんだっけ??と思い起こしながら、気が付くと手にとり、何のためらいもなくレジへと進んでしまいます。こういうの出会いだから、後から手に入らないこと多いんだよね・・・・。外回りの途中で邪魔になるのを強引に鞄に押し込み、その後オフィスに戻り、結局お夜食的に頂きました。
カップを開けるとノンフライ麺!良く見ると縮れがあまりないんですね・・・・。いろいろとメーカー側のチューニングも感じられるところです。
続いて味付け薬味。カヤクは、ほぼいつもの乾燥ネギばかり。若干の乾燥挽肉。そしてタレの袋と、本領発揮の山椒という構成です。
カップ焼きそば方式。カヤクを投入し、お湯をなみなみと張ったあと待つこと4分。反対側の湯ぎり口からお湯を吐き出させたところが、こんな感じ。まさしく湯上りってな緩やかな表情に和みを覚えます。
そこへタレを投入!おお!分ってはいたけど、真紅のラー油カラーがお見事!混ぜ混ぜが始まります。浜松町のこの系譜の店では、「30回は回せ」と指導を受けたことを思い出した(笑)。そして仕上げに山椒を入れてみる。
山椒のガリガリ感と、ラー油系の辛さが両方ビンビンとコラボするようでいいですね! 麺がインスタントでも、どこかしらシャープな辛さが体験できて、箸が止まりません。玉子とか投入するとマイルドで旨さが増すかも。いや、このままで白飯の上に乗せて食べても旨かろうとも思えます。辛さと山椒の反応で、辛味の中に酸味を覚えるような味わいも印象的。これはシンプルなのがいいね!旨し! 麺も意外と絡まりにくい。むしろそのせいか、ネギがあまり引っかからずに、カップの内壁に投げ出されたようになる・・・。しかし、そんなことも気にならず、時々絡まる乾燥挽肉が当たるたびに、また別の塩気が広がり旨さが深まる。 ともあれこれはなかなか痛快な一杯でありました。立ち上る香りで周囲の好奇心も惹きつけましたし(笑)。こならもう少し買い足して、引き出しにストックしとこうと思いました。今日もごちそうさま。
ご当地麺 広島つけ麵 「辛辛つけ麵」辛味パウダー付 さらに激辛に しこしこ 低温熟成麺 冷麺 ラーメン
- 出版社/メーカー: ぞっこんイカ本舗
- メディア: その他
- この商品を含むブログ (2件) を見る