本当にカップ麺にとっては、いい時代です。いろんな銘店名作の冠をかぶるカップ麺が溢れているのですから。私の子供時代は、サンヨー食品と言えば、「カップスター」しか無かったんですから。あの凸凹の段ボールみたいなカップ素材が今でも忘れられません。そんな郷愁誘う「サッポロ一番」シリーズから、「新宿 麺屋 翔」が登場です。新宿西口から、ちょっと大久保方向に歩くとある銘店です。一時期ラーメン求めて通ったエリアですよー。そんな名作「香彩鶏だし塩ラーメン」を今回は、いただくこととします。
「仕上げの小袋」などと、もったいぶった銀色包みが・・・・実は気分を盛り上げて食えるので好き。上蓋に張り付いていたのだが、接着剤が多くて剥がすのちょっと苦労したわ。
儀式として上蓋を剥がすと、乾燥素材がお湯を、今か今かと待ちわびているように迫ってきます。サハラ砂漠を洪水にしてやる気分で、熱湯を注ぎ入れました。
ううう・・・・スープカラーがどこか、黄色というか黄緑というか、なかなかジットリとした鶏油感覚を表現しています。単なるサラサラあっさり塩ダレとは違うのね!?。味わうと、なかなか清湯系のサラサラスープにしては、鶏エキスをしっかり感じさせてくれ、「仕上げの小袋」の仕事ぶりを感じさせます。それに、塩気もしっかりとしていて(基準通りの量のお湯を入れた)、いわゆる「鶏塩ラーメン」の雰囲気はアリアリ!。
トッピングは、鶏ミンチがパラパラと入っておりましたが、かき混ぜたら麺顔から霧散してしまって、あとはカップの底に沈殿してしまいました。乾燥メンマも短くカットされながらも、いつものようにコリコリとした歯ごたえしてました。
麺は、油フライ麺。細麺なので、茹で時間3分タイプで気軽に食えます。汁吸いが結構早いけど、食うのも早いため問題なし。昔ながらもインスタント麺の余韻が残っていて、これはこれで悪くない!
なんだかんだで、麺はもちろんスープを完飲してしまった・・・・。結構食わせるタイプです。これ食ったら、久しぶりに本物を食べたくなるね!。新宿に行くか、また通勤途中にある品川の支店で食うか、ちょっと嬉しい迷いをこのあと楽しんだりしましたー。今日もごちそうさま! また残業のお供としてお会いしましょう〜。