カップ麺食ってしのぎます

本物をリスペクトしたカップ麺を主に追い求めてます! 商品開発に携わる方の熱意に敬愛以上のものを感じてます!

【今週のカップ麺111】東京・板橋 伊吹監修の一杯 ニボニボ中華ソバ(エースコック)

 出ました!エースコックさんの「一度は食べたい名店の味」シリーズの新作!。今回は、あの「中華ソバ 伊吹」の煮干し系ですよ!。この一杯だけは、カップ麺には出てこないだろう・・・と思っていた矢先に、偶然にも新規リリース。そして具然にファミリーマートでゲットです。もう残業の夜食として買ったのですが、早々に普通の晩飯として食ってしまいました。
 

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 ちなみに、本物の感じは、参考までに以下に紹介しておきます。この店が新規開店して、移転を続けて発展してゆく過程を見てきたものとしては感無量。
 

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 それはさておき、早速いつもの儀式。上蓋をペリペリと剥がします。すると、今回はフライ麺がお目見えしたところで、すでにベースのかやくとか、粉末スープは降りかかった状態になってます。
 

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 中から小袋が一つだけ出てきましたた・・・これは察するところ、ニボニボ煮干しのエッセンスが詰まっておることでしょう。ワクワクしながら、お湯を注ぎ入れます。
 

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 今回は、フライ麺だから3分という短時間でOK。そしてその湯上りのような麺顔はこんな感じ。
 

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 そこに更に、あの小袋を投入すると、いきなりガン黒な麺顔に変化いたします。ここである程度完成なのですが、一応は箸でよくよくかき混ぜておきましょう。カップ周囲の、煮干しエキスの貼り付きが、何と無く本物っぽいですね。
 

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 まずスープですが、ニボニボ過ぎて食えないかなという心配はあったのですが、これが見事にクリアです。カップ麺だけに、万人受けも考えねばならぬね。ドロドロ〜なセメント系濃厚煮干しが、伊吹のウリなのですが、そうも言っておられません。しかし、カップ麺にしては比類なきニボニボ感を確実に表現。またスープのベースが確かに旨いと思え、動物系の下味がなかなかナイスです。このポイントは、本物にはないグッドなところかも。
 

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 麺は、フリーズドライでなくて正解。多加水生麺の再現ならフリーズドライなんでしょうが、やはりクツクツ系のややハードな歯ごたえを再現するなら、フライ麺の方が確かにイメージ!。案外スープを吸い込んでいるのに、スカスカっとした歯ごたえが見事かもしれません。
 

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 具材が寂しいところですが・・・いやいや、今回のカップ麺は初めて体験したことがあります。それは「玉ねぎの微塵切り」。濃厚煮干しと言えば、このトッピングは欠かせません。生ならともかく、乾燥かやくで、これを再現したことが見事としか言いようがない。本当にシャリシャリと感じたような・・・かすかな記憶。乾燥肉の湯戻しで、格好だけつけたようなトッピングなら、この乾燥玉ねぎの方が魅力的だと感じます。
 
 いやー・・・これは、なかなか良かったです、旨かったです。200円+消費税というカップ麺セグメントですが、よく再現度合いはなかなか。しかし、このカップ麺のままのイメージで、「伊吹」を初訪問すると度肝を抜かれるので、ちょっと注意が必要です(笑)。
 
 ともあれ、エースコックさんには感謝!。そして、今日もごちそうさまでした!。