カップ麺食ってしのぎます

本物をリスペクトしたカップ麺を主に追い求めてます! 商品開発に携わる方の熱意に敬愛以上のものを感じてます!

【今週のカップ麺117】 博多 一双 豚骨カプチーノ 和敬濃厚豚骨ラーメン (サンヨー食品)

一週間ぶりにカップ麺!。ちょっと嬉しい・・・けど、それは飯食えるタイミングがないから(仕事でね)。別に食わなくても、遅いけどラーメンかうどんを食って帰れる時間だったんですが、【泡系】【カプチーノ】という文字が引っかかて、ついローソンのイーティングコーナー「MACHI cafe」で買い食いしてしまいました(おっさんのやる事じゃないね)。
 

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 買ってお湯を入れて、暇だから、「博多一双」をネットで調べてみました。なななんと、ラーメンデータベースで、福岡県の総合ランキング1位の店ではありませんか!。これは、自称ラヲタとしては誠に恥ずかしい。九州だけは行ったことないので・・・ラヲタとしては未完成なオレです。でも、素直にきっと旨いはずとこの瞬間に確信しました。
 
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 茹で置き時間は2分。細麺使用のフライ麺。バリカタ好きですから、1分で早々に蓋を開けてしまう暴挙を許していただきたい・・・サンヨー食品研究所の皆さん!。そしたら驚き!本当に泡泡ですよ。この不思議さと研究開発の成果には、頭が下がります!。
 

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 そして今更ながら、小袋のオイルを投入。本格豚骨系カップ麺でよくある「豚骨エキス」ですが、このエキスはすごいぜ。少し手に付いたのですが、手からあの「豚骨臭」が香ってくるではありませんか!。この臭さの奥に、しっかりと動物系の旨味があるから、さすがサンヨー食品研究員。そしてさすが博多一双山田兄弟が監修するカップ麺。おそるべし表現力。
 

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 早速エキスと溶いて見たら・・・・平凡な麺顔になってしまいますけど、スープは微妙なクリーミーに変化します。旨そう・・・・。しかしカプチーノ系の泡は消滅してしまいまして、この辺りはさらに開発の余地があるかもです。もう一度、若くして就職活動あるとしたら、こういうことをしたいです!!。
 

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 200円前後のカップ麺だと、すでにフライ麺の上に降りかかった粉スープがメインでしょうが、これが最近の豚骨ラーメンはよく出来ていると思う。塩気に化学調味料でございますなんて有り有りな一言もない感じっすよ。おまけに追加で後入れ香味油など、もはや定番になっているので、30年前とは格段の差。特に豚骨系は表現がし易いのか、どの系統のスープよりも、本物に近いと思うのです。これはうまかった・・・・・。
 

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 一応、麺もリフトアップしました。チリチリの極縮れだと、豚骨系なら興ざめですが、よくフォルムが伸びていると思います。このカップ麺の業界では、フリーズドライ製法と、フライ製法で議論がされますが、前者が技術的に秀でているかもしれないものの、近年フライ製法もなかなかの進化はすごい。少なくとも、ノンフライ製法では、九州豚骨系の極細風合いは出せませんよね。そんなの巡り合ったことないので。最近、カップ麺を感じてたら、スープとか系統による、麺製法の棲み分けを感じ取ってます。
 
 全体的に秀逸なカップ麺。されど、具材には何の印象も残ってないところが、唯一であえて愛情の苦言でしょうか。乾燥キクラゲの余韻は非常にいいですが、あとはもう少し大きく出来れば、本当に楽しい一杯になると思います。
 
 ともあれ・・・全体的に非常に旨いカップ麺でした。もう一つ買い込んで自宅で食うつもり。なぜなら・・・紅生姜をトッピングして食うとどんな感じだろうと、試して見たかっただけ。週末早朝に、家族に悟られないように、こっそり実行する予定です。
 
 
 ともあれ、今回はごちそうさま!
 
 カップ麺で、泡系を商品化された、商品企画部員さん、研究開発部員さん、などなど・・・・努力を受け止めました。私もそんな仕事を、別分野で頑張りますね!