【今週のカップ麺１２３】 ＡＦＵＲＩ 限定 柚子辣湯麺 （日清食品）
「ＡＦＵＲＩ」は好きなブランドで、これまで幾度となく食べております。関西転勤から東京に戻った頃は、これが大好きで結構通ったもの。各地の支店も巡ったんです。何が好きかと言えば・・・・あっさり系の味わいに、鶏ガラの透き通ったような旨味。そして柚子の風味がじわっとあって、それが当時斬新に思えた。この味の源流を求めて、丹沢山系近くの店にまで、足を運んだほどですよ。
そんな私ですから、コンビニで「ＡＦＵＲＩ 限定 柚子辣湯麺」を見かけたら、無視できるはずがない。オフィスに持って帰るのももどかしく、恒例の通り、コンビニ・イートインコーナーで即食いです。本当にやっていることは、アホ丸出しです。
なんでそんなに気を引いたのか・・・・と言うと「辣湯麺」と言う、いわば辛い刺激なある系統で、ＡＦＵＲＩらしくないとおもったから。時々限定で本物を供するかは不明ですが、とにかく食って試して見たかったのです。 「紅い香油」などと小袋がありますが、要するに辣油だと直ぐ察しが付く。多少のスパイスアレンジはあるかもしれないが。
いつもの儀式で上蓋をペリペリと剥がすと、見えてくるのは、粉末スープに塗れた乾燥麺です。しかも粉末がとても赤い。酸辣湯麺イメージなのが直ぐにわかりますね。かやく類はあらかじめ投入済みですので、手っ取り早くてありがたい。お湯をどんどんと入れて行きます。
ご指定は４分間です。麺がカタメが好きなオレですが、最近は指定よりも早く開けることはせず、時間を守るようにしています。そんな茹で上がりのお姿はこんな感じ。
おお・・・もうすでに完成系ですよ。早速食いそうになりますが、待て待て。「紅い香油」を入れ損ねるところでした。マジックカットの小袋を切って、その中身を投下して見るとこんな感じ。やっぱり辣油だったのね。
一応アップしすると、ネギの他に「謎肉」があるのが分かる。これがとてもキュービィーなのが印象に残りますが、上蓋を思い出すと、「炙りチャーシュー」イメージなのだそうだ。だから箸で一つづつ摘んで食うことにしますが・・・・・・なるほど、歯ごたえの違いは分かるし、風味がいつもの謎肉とは違うのは格段。しかし、ここがカップ麺の限界なのだろうが、炙りは風味だけに止まるね。しかし、日清食品さん、ナイスチャレンジですよ！。
さてスープですが、これが真っ赤っか！。辣油が浮きまくりですが、結構シャープに見えそうで、味わいがすっきりしているから面白い。あっさり系の鶏ガライメージを踏襲しつつも、酸辣湯麺らしい酸味が味わえるのだ！。その酸味のナチュラルさとバランスがとても品が良い・・・・カップ麺なのに。すごいと思って、スープをゴクゴクと飲み始めたら、辛くてむせてしまった。改めて味わい直すと、これは柚子の風味と酸味がすごく合体していて、爽やかな酸味だったことに、改めて気づく次第。これは旨いぞ。
そして麺ですが、これがなかなか本物を忠実に再現しているから、ＡＦＵＲＩファンとしては笑ってしまった。ちゃんと全粒粉の風貌を再現しているし、また歯ごたえが細麺のクツクツ感を表現しております。実は、私が出会った頃のＡＦＵＲＩは、全粒粉入りでなくて、もっとパツパツした麺だった。しかし、風味のバランスなどを調整して、今の麺に至ってほぼ長い。汁をあまり浸透することがないところも秀逸。もう無心で食い切りましたよ・・・・一気でね。
全体的に、味系統はレギュラーとは違うのに、本物デフォルトの風合いをしっかりと感じました。これはいいかも！。食ったあと、もう一つ買い足してオフィスに戻りました。翌日の夜食か、忙しいときのオフィス昼飯にでも活用することとします。
日清食品さんの研究熱心と再現力に感服。今日も本当にごちそうさまでした！。
