カップ麺食ってしのぎます

本物をリスペクトしたカップ麺を主に追い求めてます! 商品開発に携わる方の熱意に敬愛以上のものを感じてます!

【今週のカップ麺126】東京タンメン トナリ監修 辛激タンメン(明星食品)

<猛暑なのに汗かきそうな激辛系を欲してしまう>
 
 正確には「激辛」じゃなくて「辛激」。それも「しんげき」と読むらしい。日曜日にちょっと野暮用で車を走らせた時に、立ち寄ったコンビニ。そこで、おやつ代わりに食してみました。そう言えば最近、全然町中華系どころか、タンメンを食ってないや・・・。そんなのあって食いたかった次第。ほんとは、別のカップ麺とすごく迷ってて、大手のカレーラーメンと両方手に取って迷ってた。夏はやっぱり辛い物が美味しく感じられ、コンビニの寒いほど効いたエアコンの中を、ふーふー汗かきそうになりながら、辛いもの食いたかったんです。
 

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 例によって、コブクロ付き。単価税抜200円カップ麺となると、もう必ずこういうのが付くね。230円を超えると、蓋の中に数個別れた小袋が入っている。そんなちょっとした共通性を感じます。「辛激ペースト」と銘打てあるから、こいつがこの一杯のキーパーツに違いなし。
 

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 ペリペリと上蓋を開けると、おおお・・・結構みっしりと具材と粉末スープが入ってます。やはり「タンメン」ですからね。野菜類は、乾燥食材とは言え大きめなカットが感じられるし、もやしもしっかりと入ってる。また「辛激」を意識してか「ニラ」が今回は存在感を表してます。また粉末スープは明るいレンガ色。もう見るからに「一味唐辛子でしょ!」という感じで、辛味アピールありありです。この上にまた「辛激」ペーストを投入するのだから・・・ちょとドSが過ぎませんか?と言いたくなる。
 

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 今回は、茹で待ち時間5分タイプです。ノンフライ麺だと普通の時間ですが、先ほど見たところ、明らかにフライ麺。これはかなり太麺仕様だと思われ、お湯を余計に吸い込むタイプだな?と思います。ここで少し不安がよぎったのは「少し多めにお湯を入れておけば良かったな」ということ。もうすでに遅しだったのだが・・・・。そんな葛藤の5分間が過ぎた麺顔はこんな感じです。
 

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 なかなかしっかりした顔つき!。具材がアピールしまくりです。どれも大きい。その中で一番苦労しているのは「もやし」でしょうか。もともと「ほぼ水分」な食べ物ですから、乾燥野菜化には一番の不向きかな?。それでもこうやってカップ麺のために開発チャレンジが進んでいる。偉いね。
 
 
 野菜で感心したら「辛激ペースト」を忘れるところだった。さて何だろう・・・と破ってカップに投入してみたら「豆板醤カラー」。おお中々本格的になって来ましたよ!
 

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 さて一気にかき混ぜてスープ成分を全部溶かしこみましょう!ぐるぐる混ぜたその結果、スープの色はと言えば、なんと血の池地獄のようですよ。ひときわニラの緑が際立ちますな!。
 

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 味わいは?というと、確かにガッツリと辛い感じがしますが、旨味がある辛味。豆板醤の後押しが実にいい感じで味の深みを作ってます。また粉末辛味も中々キリリとしてまして、ニラの風合いにもよく絡む。そう・・・豆板醤のイメージもあるが、生姜のイメージも忠実に再現度を感じます。生姜の金属的なジリジリ感とも違って、ニラの苦味と混じり合うような、ナチュラルで微かな痺れる味わい。これがよくできてるかも。
 
 
 また麺は、太い縮れ麺で「カップまぜそば」でたまに見かけるものと近いかも。多少ゴワゴワしてますが、ふっくらとした茹で上げ感もあります。真っ赤なスープの成分を少し貼り付けて、微妙な褐色に見えたりする。食うと実はモチモチ度がとてもよく再現できてる!。タンメンってヘルシーで大衆的な食べ物なのですが、意外にワイルドさもあるんですよね・・・そんな食べ物。いい再現力じゃないですか!。
 

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 こんな感じで、私の休日のオヤツを終えることとなります。空になったカップを捨てようとしたら、一瞬目に留まったのはカップに印刷された「埼玉工場」「比企郡嵐山町」。なんだ・・・この近くじゃないか。巡り巡って近くに戻って来たんだね。何となく偶然を感じたところで、今日もごちそうさまでした!。