時間がない時にカップ麺!しかも最近は「汁なし系」などの先鋭的なメニューもラインナップに加わっております。いつも利用するファミマで、ガチにカップ麺コーナーで推していたので購入。それが「麺屋はなび 元祖台湾まぜそば」です。微妙に小腹が張っている時の晩御飯として、コンビニ・イートインで食させてもらいました。カップ麺でも、本物を意識したものを食って、実店舗に行った気分に浸ると言う・・・・侘しい状況。働き方改革とは名ばかりでございます。
さていつものように上蓋をめくると、出てくるのは小袋4つ。「かやく」「レトルト調理品」「調味だれ」「ふりかけ」です。このラインアップから、台湾まぜそばを食べ慣れた方ならすぐに想像できるはず。これらは「にら」「辛い味付けひき肉」「辣油味ダレ」「こな節」。山椒感覚が強いと「汁なし担担麺」に近くなる。台湾系はあくまで辣油系。そこが同じようで違うポイントなんだと、自己流に解釈してます。
おお!今回はカップ麺としては本格的だ。ノンフライ麺で汁なし系を表現とは・・・随分と大胆で自信ありげ。
ちなみに、名古屋の本店は流石に行けてないのですが、新宿店では本物実食済みです。参考までにレビューは以下の通り。
お湯待ち時間5分。カップ麺ではMAXの制限時間。期待がかかるのをじっと待ちながら、時間通りにお湯捨てした姿はこの通り。なんとも風呂上がりのさっぱり気分を感じさせる、ほのぼのとした麺姿です。
さあここから味付けを始めよう!レトルトのひき肉を投入し、調味ダレをドバッと投入します。まずはこの状態で混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ・・・・。
仕上げ的に最後のふりかけを投入してフィニッシュ!。全体として購入し、調理はじめてから実食に到るまで、10分かかってしまいました。
もうここからは無心に近い。一気に駆け抜けました。辣油は感じるところあり。ただもっと暴力的でもいいと思うが、カップ麺たるスタンスは万人ウケも考慮するためか、比較的マイルドな仕上げ。ひき肉とタレは満足いくところですが、個人的には少し緩い感じ。でも湯ぎりが甘かったためか、理由ははっきりとしません。ニラは感想湯戻しだと、やはりあの独特の風合いは抜けますな・・・・。ネギと思って食べている人多いんじゃないかな。
それにしても麺は流石!湯戻し麺と言う感覚を外して、これは極上焼きそばに普通に流用しても良いかも。もちもち加減がしっかりと表現されており、また腰つきも柔らかくて、まぜそばなのに啜り上げがライトでした。日本のカップ麺は、BCP対策としてより、BCPグルメとして発展しても良いのではないかなーー。決して喜ぶ状況ではないBCP対策だが、落ち込んだ時のこの風合いとの出会いは、安寧と勇気を与えるかもしれません。