- 「フォアグラ」っていう表記でググッと心を鷲掴み!
- 麺が、いい感じー。さすが税込み300円オーバーのハイエンドカップ麺!プレミアムカップ麺!!。
- スープが結構複雑で奥深い!「鴨だし」「魚介」「背脂」
- いつまでも「のびにくく」滑らかで風合い保つ太麺がナイス!
夜の楽しみ・・・それはオフィスでこっそり隠れてカップ麺!。と言いつつコンビニ食では気を使ってレタスサンドなどを調達し、給湯室で一人ドリップコーヒーなんか淹れ、会議室に持ち込んで小休憩する。ほんとにホッとする瞬間が好きー。オレって一人で居るのが基本的に好きなのです。しかし今回はちょっと心に響くカップ麺を発見して、またまた速攻で購入。これがこの表装カップ麺です。
「フォアグラ」っていう表記でググッと心を鷲掴み!
「風味」って付記でドドッと肩透かし!「背脂たっぷり」ということで何となく「武蔵らしいコッテリ感」を感じて納得!。実に面白そうじゃありませか!。ちなみに「無双新免」ってあるけど、これは新店舗展開の予告か?。麺屋武蔵ってセカンドブランドも併せ持つ展開なので、そげなことも頭にちらついたわけです。
いつものように上蓋をペリペリとめくると、ありゃりゃ小袋が4つもあるぜ。スープは粉末と液体。そしてかやく。残りは「フフフ・・フォアグラ!?」まさかあれほど「風味」とか「背脂」とかあったじゃないかと自分に冷静になるように言い聞かせます。上蓋を蓋しながら湯気の温度で温めていると、ゆっくり解けてゆき、それは背脂だと確認できました。
麺が、いい感じー。さすが税込み300円オーバーのハイエンドカップ麺!プレミアムカップ麺!!。
ノンフライ麺の太麺でして、もう湯戻しする前から「ウマい奴」感覚がバリバリです。風味すら感じさせるカップ麺のオーラ感がスゲー。ここに乾燥薬味(主にネギ)を投入して熱湯を注ぎ入れます。うちのオフィスビルは、午後10時になると給湯機の電源を落とすので、危うくぬるま湯になるところでしたよ(汗)。
まずは製造元、茨城県が誇る食品メーカー「ヤマダイ」さんが指定する5分間の待ち時間を心鎮めて待つ。タイミングを告げるアラームなった直後は、こんな感じ。なんともさっぱり艶やかで入浴美女な太麺が優雅だー。
スープが結構複雑で奥深い!「鴨だし」「魚介」「背脂」
そこに肌保湿の入浴剤を入れるかの如く、液体スープを入れてみる。およよよーーーーこの袋を開けて、お湯に入れた瞬間がすごく香りが立つ!。なるほどここにフォアグラ風味!鴨だしエキスを封じ込めたか!!。凝縮されたものが一気に解放されたように、急速にスープに広がります。
さらにバスクリンを投入するかの如く、粉末スープを追加だ!。ここでまた一気に風味が変化。これは魚介系のスープだね。やはり麺屋武蔵系の味系統!。豚骨等の動物系を濃密に感じさせながらも、魚介の出汁をわりと分厚く当ててきて、みっちりとした旨みを演出するのですよー。
最後に背脂を投入。感心したのは、ちゃんと背脂の粒粒が表現されているところ。袋から絞り出すのには苦労したけど、「背脂!!」って存在感があって非常にいい演出!。
完成形はこんな感じ!トッピングは背脂しかないので、ちょっと写真だけだと寂しいようだが、ここに香りが濃ゆいめに流れるので、全然寂しくなんかない。これさえあれば一人でも生きていける気がする(ウソです・・・そこまで一人が好きじゃない)。
このカップ麺は、スープ・出汁のレベルで勝負って感じがアリアリですね。出汁啜ってると、しっかりラードの甘味の中に、確かにフォアグラかどうかは別として(あまり実体験がないので)、鴨出汁の芳醇さがスゲー伝わるのは分かる!。鴨は好きだからこれには敏感に反応してしまうオレ。そして魚介の甘味が鴨の甘味とハーモニー。背脂もそこに加わり、それぞれ芳醇さのアンサンブルが形成されます。
いつまでも「のびにくく」滑らかで風合い保つ太麺がナイス!
そして麺ですが、やはり最初に睨んだ通り、風味もそれなりに感じさせるし、何よりも歯応え。インスタント麺の宿命と言える「のびやすさ」。短時間で湯戻しするために、のびやすくするのでしょうが、これによる旨さのピークアウトも心配されるところ。この弱点を長く旨く食べたいという矛盾を、上手く解決してると思いますよ。前歯の当たりはモッチリしてるし、奥歯でのモチモチ感もいい感じだし。何しろズボボボっと啜ったときのスベリのボコボコ感は本物に近いものを感じました。
なかなか全体的にツッコミたいところ満載なる一杯ですが、ちょっと語りに疲れてきたのでこの辺りでご容赦を。ローソン限定なんでしょうか。割とすぐ棚からハケるようなのでお早めにー。今日も本当にごちそうさまでした!。そしてニュータッチでお世話になってる「ヤマダイ」さん、今後も面白いカップ麺をドシドシと世に送り出してください。激しく応援!!