黒光りするカップ麺を発見
- 黒味噌ではなく「焦がした黒いマー油」と「キクラゲの黒さ」で圧巻!
- 焦がしニンニク程度の匂いと思ったら間違い!これはニンニククサクサになる覚悟が必要!
- ストレート麺イメージでスパスパ切れ込みやすい食感!インスタントフライ麺も進化!
セブンイレブンに入るたびに「カップ麺」と「おにぎり」のコーナーはチェックしてしまう。これはもはや習慣です。そしてカップ麺コーナーでは、必ずと言って良いほど「蒙古タンメン中本」を見かけます。ご店主の中本氏も顔を覚えてしまうほどだね。今現在で日本で一番顔を知られたラーメン店主かもしれません。
ただ今回はちょっと違った・・・いつもと違う存在感。気がつけば赤いパッケージから黒に変わっておりますよ。そして「限定 北極ブラック」とある。むうう・・・これは未食なカップ麺を発見!。となれば食うしかないラヲタ(ラーメンヲタク)の性。あほ丸出しで速攻でイートインコーナーで実食です。
もう上蓋を開けるとそれだけで異様・・・・本当に黒い!ブラック!怖い!ひき肉も染まってるし、黒い物体が怪しく光ってる。その上に赤い色合いがたくさん散らばってて、赤唐辛子の辛さが食う前から感じます。これは相当に見た目からパンチを効かせるカップ麺。客を攻めてるカップ麺!。異様に黒いのは何だか分からん!なんだかセメントチックというか、砂利交じりというか・・・・左官屋さんになった気分にさせるね。
黒味噌ではなく「焦がした黒いマー油」と「キクラゲの黒さ」で圧巻!
ちゃんと熱湯を入れてから指定の5分を待ちました。最近稀に見る不可思議なる期待を膨らませながら。そしてそれがこの麺顔。うおー・・・・トッピングが密集。挽肉を始め黒が染め上げてる。そしてボリューミー。これは味噌タンメンの分類なのか、はたまた黒担々麺の分類なのか分からなくなるほど。
そして後入れの小袋香味油。これは紛れもなく「焦がしニンニク油」通称マー油というやつで、千切って入れると瞬く間にトッピングの隙間の下にもぐっていきました。
さてスープは・・・・入ってないけどまるでイカ墨を溶かしたかのような漆黒さ。黒味噌って具体的に頭に浮かばんが、こんなに漆黒にさせるんでしたっけ。そんな不安をかすめ味わい始めると、これがピリ辛で旨い。山椒ではなく鷹の爪のパンチがすげー。最初はいいけど、後から後からくる刺激。
焦がしニンニク程度の匂いと思ったら間違い!これはニンニククサクサになる覚悟が必要!
旨さの秘訣は「ニンニクチップ」でした。これが乾燥状態では何なのか不明で、湯戻しして味わってから分かった。しかも結構大量に入っているので、湯気からニンニクの香りがハンパない。そして味わいも半端なく溶けていて、これが旨さのアクセルとなってます。ちっくしょー・・・すげー旨いけど、後からブレスケアとミネラル水を購入しないといけなくなる。また挽肉が多いため、結構カップの底にたまるのが見逃せない。結局、少し無理してでもゴクゴクとニンニクエキスたっぷりの汁を飲み干すから、 これは相当のニンニククサクサになる覚悟が必要!
ストレート麺イメージでスパスパ切れ込みやすい食感!インスタントフライ麺も進化!
そんな刺激と癖のある汁とトッピング薬味をガッシリと受け止める麺。フライ麺の5分待ちタイプですが、これが実に好印象。心持ちストレート麺を意識させるような仕上がり具合で、モチモチ麺と思いきやスパスパと歯切れ良い。密度感あまりない上に、汁をバクバク吸いこむようでもないので、汁が強くても麺の風味が味わえるようです。
されどスープに濡れて褐色に染まっているようにも見えるし、旨さが不思議な感覚。この麺なら焼きそばにもイケるのではと思えるくらい、好みにハマったかも。
ともあれ今回もしっかりと食ってしまったカップ麺。これは買い足しても家でもオフィスでも無理そうなので、今回はじっと我慢しました。また食いたくなったら近くのセブンイレブンで食うか!。これから年度末を迎えるにあたり、お夜食的の本当にそんなこともあるかと!。今回は刺激的で旨いカップをありがとう!日清さん!。そしてきょうもごちそうさまでした!