カップ麺食ってしのぎます

本物をリスペクトしたカップ麺を主に追い求めてます! 商品開発に携わる方の熱意に敬愛以上のものを感じてます!

【今週のカップ麺188】らぁ麺 とうひち 鶏醤油らぁ麺 (寿がきや)

京都発、らぁ麺飯田商店インスパイアの極上鶏油醤油らぁ麺!
 近年、実家の京都に帰るたびに、注目集める崇高なラーメンが誕生しているようなイメージ。訪問宿題がたまる一方で焦りが隠せません。この2~3年で一番の事件は「ラーメン二郎京都店」でしたが、それに匹敵するほど衝撃を受ける店がある。それが「らぁ麺 とうひち」。玄琢という京都市でも洛北と呼ばれる雰囲気ある住宅地にイキナリ開店。何に衝撃受けたかというと・・・「らぁ麺 飯田商店」インスパイアか!と言うような崇高な仕上がりだったから!。関東の一級品が京都で味わえるとなると、そりゃ行列店になりますわな・・・。
 

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 実際の実食体験記は、参考までに以下まで。
 
 私は「つけそば」を頂きましたが、汁そば系としても似たニュアンスと思いますので、これは食う前では楽しみ~。
 
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 いつものようにペリペリと上蓋を剥がしますと、見慣れた光景。ただ今回は「極細麺」「全粒粉配合」「ノンフライ麺」と言うことでちょっと気合の入る具合を感じますね。
 

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 そして小袋3つ。後入れスープがメインと思いますが、あとはカヤクが2種類。そのカヤクがとてもシンプルで・・・麺顔がこの時点では寂しくないかと不安がよぎる(笑)。
 

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 お湯を注いで5分待つ。この時間が苦痛ですが・・・突然仕事の電話が入って来たから焦る。なんとか5分用件を終ろうと必死(爆)。そんなトラブルがあった直後の湯上り麺顔はこんな感じ。なかなかスッキリ&シンプル~な雰囲気ありありですが、安っぽさは感じない!。
 

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まさに鶏油の濃密なコクは溶かしバターに匹敵!さらに醤油の明るい塩気もイキイキと味わう!
 
 さてそれでは、後入れスープを入れますか!。トロトロと流し込みますが、前半は香味油と思われる「鶏油」。中盤からはドバドバと出てくるのは醤油ダレ!。なかなか濃ゆい醤油色と香りの深さが伺えます。
 

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 全部入れ終えてから・・・・箸でゆっくりと全体に攪拌してゆきましょう。
 

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 さて味わい。・・・・・う、旨い!!。インスタントもここまで来たかと感じますよね。言わずもがな鶏油のコクはまったりと濃密感あって、まるで溶かしバターのような存在感ですよ。これがまさに神奈川淡麗系に通じる満足感ですな!。

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 一番関心するのは、醤油ダレの後味。醤油の醸造感に通じるような淡い酸味がすごく後を引きますよ!いつまでも啜っていたい感動と、もったいなくもこの中に白飯を入れて、ポテンシャルを更に高めたい野望も浮かびます。この時点で更に買い足しを決意します。
 
 
 
ノンフライ麺:全粒粉配合の細麺!しっかりとクシクシ歯応えと麺風味までが再現されてる!
 
 ボソッとした部分が少し残りますが、そこがいい。麺自体に風合いを高く感じますし、汁の抜けが少なくて濡れた汁の味わいが残る感覚。縮れというより、ボコボコした形状がすすり上げにも心地よい抵抗感を与え、舌ざわりとのど越しにも楽しさを感じる。
 

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 噛むことも楽しい!伸びにくいのがハッキリ感じられ、慌てて食う必要もなし。前歯でクツクツクシクシと千切る歯応え感が明確で、食べている方もリズムを感じながら噛みちぎる。奥歯で潰すときも、しっかりと汁と麺の旨みの合体感がある。これはお土産にして家に持って帰ってもよいとすら思ってしまった・・・。
 

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薬味はシンプル!乾燥薬味ネギと小さいチャーシュー・・・・
 
 汁と麺が完璧。そしてその感覚でトッピングを見ると・・・ちょっと肩透かし感は否めないが、これは許容範囲と認めたい。多くを求めてはいけないよね・・・。ペラい肉は、乾燥薬味ネギと麺を挟んで一瞬で食い切りました。
 

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 これは、食っておくべきカップ麺。見かけたら是非購入をおススメします。また京都帰省では、本物をくいたくなってきた!空前絶後の10連休は混雑しまくりだろうし、何とかならんか検討中。とりあえず・・・近場で似た系統を食って魂を鎮めます。これは商品化してくれた「寿がきや」さんには、深く感謝!。そして今日もごちそうさまでした!!