大阪エリアで有名な味噌ラーメンもカップ化!
ミシュランガイド4年連続掲載とな!!大阪は10年ほど前まで関西転勤してたのでそれなりに食ってきたつもり。味噌だったら、伊丹空港近辺にあるが好みで少し通ったくらいだ。だが大阪でそんな名店が誕生していたとは知りませんでした。
調べてみるとご店主は、あの「カドヤ食堂」のご出身だとか。なるほど系譜は確かですね!。それでもカドヤ食堂と味噌ラーメンのイメージも、あまり結びつかず・・・すごく興味津々。
いつものように上蓋をペリペリと剥がす。粉末スープが既に投入済のタイプで熱湯そそいで5分待ちのタイプ。縮れ太麺がのぞけます。すでにカヤクも投入済で一番手間がかからんでいいね。
あとは上蓋にくっついて後入れ調味油があります。何の味だかこの段階では皆目見当つかず。
味噌は濃厚過ぎずマイルド仕立て!焦がしの為か?しっかり伝える味噌感覚
お湯を注いで5分ピッタリ経った麺顔はこんな感じ。何だかお湯が少なかったように見えますが、麺が少し浮き気味なだけですー。一方、カヤクは上手くふやけた感じが出ており、これはこれで旨そう。
調味油小袋を千切って投入・・・・想像以上に濃ゆいペーストで、中華風味の味噌感を高めるタイプみたい。
適当にかき回したあとのスープはこんな感じ。なかなかしっかりした黄土色!カップの表記の通り、濃厚さが伝わってきますが、ドロドロさまではいかず。この部分は投入するお湯の量に比例する部分ですが、指定通りのお湯量ではコラーゲンに似たドロドロさはなく、味噌ペーストなりとサラサラ感が漂います。
ただし味噌の味わいとしてはしっかりした風味あり。味噌の発酵を感じさせるような塩気もあり、麦などの甘味もあったり。また一味が微妙にあって味噌のマイルドさを引き締める味わいも感じられます。ゴクゴク飲み干すには重いけど無理でもなさそうなレベルです。
生姜と花椒は大人しいほどに程よい刺激
刺激強そうなフレーズが書かれていますが、最近よく出回っているシビカラ系まではいかないので、安心して味わえるレベル感。特に生姜は、味噌のコクにぺったりと貼りつくようなイメージで、あの独特なジリジリ感は影を潜めます。風合いとして淡く香る程度の生姜感。そして花椒もマイルド。四川系のバリバリな痺れを予想して思わず構えながら味わってみましたが、こちらも香る程度。痺れも持続せず単発的。しかし全体としてはバランス取れているので、味噌の風味をキープしており、好印象です。
中太中加水をイメージしたような麺!
フライ麺で5分待つタイプ。これは想像しやすく、モチモチさがとてもよく出ています。表面に濡れて絡むだけでなく、若干吸い込みも感じるような。味噌ラーメンというと、黄色い札幌味噌をイメージさせるものがおおいけど、こちらは小麦風味の中太中加水をイメージしたものでしょうか?。噛み心地としてはナチュラルな太麺感覚でなかなか旨いです。
また5分待った甲斐というか、しなやかさも格別です。ずぼぼぼぼぼっとすすり上げるにも、ボコボコした形状が非常にライトで駆け抜けるので、リズミカルな感触。
カヤクは豚肉とメンマのカット!ボリュームありいい感じ
カヤクは蓋を開けた時に見たとおり、わりと多めです。メンマも豚肉もコリコリっとしたハード歯応えが少しのこっているので、麺と絡んで食う時などわりとコントラスト明確に食えます。ねぎも大き目で感触あったし、平均以上の質感はあったかと感じます。
こんな感じで一気に完食完飲。最新の大阪味噌ラーメンを体感した気分を味わいました。ラーメン業界は本当に回転が早いといか、大阪ラーメン界が以前よりすごく盛り上がっているのも感じます。いつかこのカップの本物も食いに行く機会があればなと・・・・画策したい。ともあれ今回は充実の心でごちそうさまでした。明星食品さんもありがとうございました。またいいカップ企画麺お願いしますね!。