【今週のカップ麺193】らぁ麺 やまぐち 監修 芳醇醤油鶏そば (明星食品)
- ワンタンが嬉しい!4つも入っているぞ!
- スープはたった1つの小袋のみ!
- 香味油(鶏油)と醤油ダレの一体化!正しく淡麗系醤油の王道なる濃密円やか旨み!
- 非常に伸びとモチモチ感がある新世代のインスタント湯戻し麺!風味すら覚える食感!
- ワンタンの食べ応えを楽しむ
西早稲田の「らぁ麺 やまぐち」が相変わらず絶好調のようで!。最近少しだけ場所を移転したのを思い出しますが、先日久しぶりに食って旨さに唸ってしまいました。この店は、鶏そばも旨いんだけど、追い鰹醤油とか、煮干も旨い。夏限定の冷やし系も絶品でして、実に愉快なお店なのですよ。このカップ麺を見つけたからには、速攻で3つ購入。うち一つを早速実食です。
因みに最近の本物実食レポートは以下の通り。ご参考まで。
また過去にもTRY大賞受賞の時に、東洋水産さんからも発売されたことがあります。今回は同じ鶏そばでも、ワンタンが入っているのが違いでしょうか。


ワンタンが嬉しい!4つも入っているぞ!
いつものように上蓋を開けると、いつものように乾燥めんと小袋が目に入る。しかし今回面白いのは、すでにワンタンが乾燥状態で入ってるのだ。最初は1つだけ・・・・ま、いいか。と思ってたのだが、下の方に隠れており、合計4つも入ってた。
スープはたった1つの小袋のみ!
案外シンプルでした。いつものお約束のカヤク(乾燥肉と乾燥葱)。そして・・・後入れスープ(液体)のみ。おおお!最近の高級志向のカップ麺とは思えぬシンプルさ。フツー、ベースのスープに、香味油を足すというステップを踏むので、2袋はあるはずなのだが。一つにまとまっているみたい。
とまあ以上のようなことを回想しながら、熱湯を注いでご指定通り4分まったらこんな湯上りすっぴん麺顔でご対面です。
香味油(鶏油)と醤油ダレの一体化!正しく淡麗系醤油の王道なる濃密円やか旨み!
小袋を千切る。すると思いもよらぬ色。透明な黄色。えええ!これ鶏油だと思うけど、こればっかり袋に入ってるの?とビックリ!
ところが後から黒く粘りある液体が垂れる・・・そうか中で分離してただけだったんですね(笑)。これでタレ袋の謎が解けました。
そして混ぜたところの完成形はこんな感じ。これ結構すごく迫力ありますよ。例えば醤油ブラウンがくっきりしていて本物っぽいし、また鶏油の浮きが綺麗にまとまって漂うので、宣材にも使えるんじゃないかと。
確かに旨い。鶏ガラのみならず、丸鶏の豊かさすら思う色気ある動物系の旨みは秀逸。そのコクと醤油ダレのカエシを思わせる味わいにくっきりとシンクロし、結びつくようんです。ハッキリ言って旨い。
非常に伸びとモチモチ感がある新世代のインスタント湯戻し麺!風味すら覚える食感!
麺も非常に良いです。単なるフライ麺とは一線を画するイメージで、熱湯4分浸かっていただけで、モチモチの食感が再現されてる。しかも風味すら覚えるイメージで、歯応えのクシクシ感がたまらん。
比較的ボコボコていますが、表面はツルツルですし、鶏油をくぐってくるので軽くコーティングされたようによく滑ります。気持ちいい!。
ワンタンの食べ応えを楽しむ
4つもあると嬉しくなるね。箸でつまんでもズレ落ちないしいい感じ。皮の中には肉餡も少し入っていて、その噛む弾力も楽しいところです。皮はのびきったインスタント感がアリアリですが、それはそれでカップ麺として旨い。
何だか全体的にレベルが高いイメージ。いつもの乾燥チャーシューも、今回は旨いスープに浸されているので何だか嬉しそうに見えて、一口で噛み締めて胃袋へと落とし込みました。