思わず応援!仲間内に分けて配るよ
ご存知毎年恒例の「最強の次世代ラーメン決定戦」。第11回のあっさり次世代部門の優勝は「麺処あす花@水道橋」。新橋で間借り営業していたころから応援はしておりましたが、本当にここまで名店の階段を上り続けるとはお見事でございます。先日、お店の新年会に参加させていただき、優勝の興奮もヒートアップ。思わず会社の同僚(ラーメン仲間)にも食わせてやろうと、ダース買いしてしまいました。そして、早速都内の某コンビニイートインコーナーで実食させていただきました。
おお!誇らしげに明日香店主のお姿がカップ側面にプリントされてる!。元々べっぴんさんなんだが、妙によそ行きなキレイさがにじみ出てますな。このカップ麺発売に合わせてか、本物「貝出汁醤油」も提供中とのことで、そっちもまた食いに行かねばなりますまい。
具材はシンプル、後入れ特製スープに期待を寄せる
ペリペリとまたいつものように上蓋をあけると、フライ麺の波模様。その隙間に粉スープが埋もれており、乾燥具材がのっている。いつもの三兄弟と言う「メンマ・薬味ネギ・肉片」。特別企画のカップとしては、王道といかシンプルです。
そして後入れの特製スープ。きっと香味油と思われ、貝出汁のキーになってるんだろうか。後入れというだけで、日清出前一丁で育ったオレには心のホットボタンが押されてしまう(東洋水産さん、ライバル引き合いにだしてゴメン)。今回は熱湯投入後の待ち時間が2分のタイプ。へぇ~・・・九州豚骨系のカップ麺並の身近さ。細麺系なのかと妄想しながら、完成したのはこんな麺顔でした!
とっても穏やかな琥珀色した醤油ブラウン!確かに感じる貝出汁フィーリング!淡麗カップ麺!
さっそく後入れ特製スープを投入!この時点からカップ麺としては柔らかい香りが鼻孔をくすぐり始める・・・。
そして早速味わい始めますが、うおー・・・うめぇ。そして何だよこのスープの綺麗さ。明日香店主をほめるべきか、東洋水産をほめるべきか迷いますが、本当に美しい琥珀色した液体には、すっきり&あっさりした鶏ガラ出汁が深く滲み、甘味の輪郭には魚介の風味が鮮やかではないか!。そして当然、貝出汁も滋味もじわじわと響くという感覚。これはすごい・・・。まるで白出汁を引いたかのような、淡麗さと優しさも感じるほどで、これは間違いなく、最後までゴクゴクと飲み干せるタイプです。
遂にここまで来たか・・・フライ麺の進化が止まらない
一昔前のフライ麺だと強い縮れのような波打ちが当たり前だった。また後にノンフライ麺が誕生しインスタントに革命が起きたが、干からびたような風合いから湯戻しするのに時間がかかった。マルちゃん正麺が出て、また革新があったが、そのストレートさにも匹敵しそうなしなやかな仕上がりじゃないか。穏やかなスープにも相性がよく、たくさん汁を吸い込むところがまた旨い。
これは本当に貝出汁エキスが入っているのでは?またこれ本当にフライ麺?などと感動が収まらず、食い終わって飲み干してからカップ側面の原材料欄をチェック。結果として魚介と昆布は確認でき、確かにフライ麺だと分かった。ううう・・・本当に次世代ラーメンのみならず、次世代カップ麺という感想。これで益々、実店舗に行って本物と食べ比べしたくなってしまいました。
PS ちなみにご参考まで・・・本物版のレビューはこちら⬇️