カップ麺食ってしのぎます

本物をリスペクトしたカップ麺を主に追い求めてます! 商品開発に携わる方の熱意に敬愛以上のものを感じてます!

【今週のカップ麺43】麺や而今 醤油鶏そば (エースコック)

 これまた嬉しいカップ麺を発見してしまいました。麺や而今さん。今では関西では名店でして、その名は一部関東の麺マニアにも知れわたってますよね。私の関西転勤時代、開店間なしのころに神戸市から大東市まで通い応援してた日々が懐かしいです。当時は鶏料理メインの居酒屋メインの二毛作店だったのですが、その鶏そばのスープがトロリとしていて、旨さに衝撃を覚えたもんでした。それに、ご店主がとてもフレンドリーな方で、とても優しく明るい人柄がナイスでして、本当にいい店だったな〜と今でも思い出してしまう。いや〜個人的にはいい時代でもあり、心が温かくなるね〜。そんなカップ麺、パッケージはこんな感じ。少しシャイな島田店主も横顔が写りこんでます・・・。      

 

 高まる心を抑えつつ・・・蓋をペリペリっと開けるとこんな感じ。粉末スープは既に投入済で、乾燥具材もいい感じで散らばっています。特に、塩鶏つくねを彷彿とさせる丸い団子がかわいいではありませんか!青ネギもどこかザク切りで大き目。麺は標準太さの縮れ麺でよくあるタイプ。

 

 割と短い待ち時間の3分間、じーーーーーっと待って蓋をとったところがこんな感じの出来具合。意外と具がしっかりとしていて、鶏団子も膨れ上がっていい感じだし。青ネギの感じがいつもよりハッキリとしていて実に旨そう!

 

 そこへ後入れの香味油を投入するのだけど、中身は動物系・・・鶏油かと思えば、ラードっぽい油に追い醤油ダレが絡んでいます。すぐにスープに溶け込んで一体化!スープに煌めき度が増し、旨さに勢いがつくようです。   

 

 スープはこんな感じ。関西系にしてはマイルド系な旨さ!一味がところどころ浮いていて、辛味のエッジングを効かせるのかと思いきや、そそれは仄かな味わい。大阪の醤油系といえば高井田を連想するけど、対極と思えるほどにマイルドな塩気の出汁感。鶏豚のコクがまったりとしているのもあって、甘味のある旨さと申せましょう!それに具材の鶏団子も、汁を吸って独自に軽く甘いような気にもさせます。これはナイスですよ!

 

 一方の麺ですが、よくあるタイプだと思っていたけど、わりとモッチリとしていて思い他食い応えがあったりしました。時間が早かったのか?お湯の温度が少し低かったのか? モッチリとまではいかないけれど、芯に近い部分はクシクシっとしていて、一言であらわすとモッツリとした感覚。表面は軽く汁を吸いやすいタイプで、ズルズルっとすすり上げるタイミングでは、表面のややザラツキを感じるタイプ。いや〜、これもよかですね〜!

 

 なんだかんだ言って、懐かしさも旨さのスパイスかも!とは言っても、このメニューは実食していないので、懐かしい味わいというのも厳密には変なのだけど(笑)。思い出につつまれつつつ、優しいサラリーマンの昼飯時は過ぎていきました。今日もごちそうさま!