「名店」と呼ばれた店には、是が非でも一度は行って食べてみたい。それが、ラヲタの性ってもんです。ただ「千葉・成田」は遠すぎるー。「麺や 福一」は、10年以上前、私が関西転勤時代から有名店でして、東京出張のたびになんとか、飛行機を利用して成田着で、訪問機会を作れないか?と・・・・仕事そっちのけで考えた。しかし無理。それ以来、何と無く機会を失って今に至ってます。
そんな思いがあって、某コンビニで積まれて売られているこのカップ麺を、手に取るとズシリと重く感じる・・・・それは嘘です。単に腹減った時に、ラッキー!福一あるやん!ってな軽いノリで購入して、イートインコーナーで実食です。でも、いつかは行かねばね!成田に。
しっかし、残業前に残業中は飯食えんから、早めにコンビニで飯食うってのは・・・・働き方改革的にはどうなのよー。でも、こう言うこと考え出すとムカっ腹が立って、仕事が手につかなくなるから、さらっと受け流して、食うといたしましょう。ぺりっと上蓋を剥がすとこんな感じ。フライ麺の隙間に粉末スープが埋め尽くされてる。
ちなみに、香味油付きです。もう、こう言うの普通になって来ましたね。
フライ麺としては、どうも太麺らしく、熱湯を入れてから4分ばかり必要だとか。「どん兵衛」に匹敵しますな。しばし辛抱して待ち続けた湯上がり麺顔は、こんな感じ!
そのあと慌てて後入れ調味油を投入します。なんと、これが鶏白湯の凝縮エキスのようで、原価率がここに集約されたか!と言うような迫力。一応、これが完成形です。かやくもよく見ればいい感じ。薬味ねぎだけでなく、キャベツもあるし、謎肉もひき肉タイプで散らばってる。さらに何と言っても「きくらげ」がポイントです。きっと本物もこれがアピールポイントに違いない・・・。
スープはかき混ぜるとこんな感じ。さらに混ぜるとトロミが増します。かなり濃厚鶏白湯のイメージに近づいて来たぞ!。香味油がとても仕事をしていて、鶏の旨味コクを重厚に仕上げております。ここで思うのが「塩鶏白湯」とありますが、個人的には醤油鶏白湯に匹敵するほど、どこかしら香ばしいカエシに似た風合いを感じますよ!
麺は、平めんのボコボコなフォルム。これが意外にモチモチさを再現しておりまして侮れない。また汁を吸い込んだり、滑らかに滑ったりして、フライ麺としてもここまで来たか!という感じですね。まじでうまい。
最後は、腹回りの増加を気にしていても、結局スープまで飲み干してしまいました。現代のカップ麺の恐ろしいところは、スープがうまいので、途中でやめられず飲み干してしまうこと。これでまた500Kcal程度のエネルギーを腹に蓄えてしまった・・・。ごっつあんです。
とまあ今回も楽しませてくれまして、ありがとうございます、東洋水産さん。そしてごちそうさまでした!