伝説の名店「ちゃぶ屋@護国寺」ご出身の「麺屋 Hulu-lu」のカップ麺。これは見逃せませんので、早速コンビニで見つけてから、速攻でイートインコーナーで食しました。中央線新宿乗り換えで神奈川方面へ通勤していると・・・・どうしても、池袋まで出歩くのが億劫になってしまい、「麺屋 Hulu-lu」は過去1度だけしか訪問出来てません。しかし・・・「美味い店!」と言う印象はすごくありまして、これはとても期待できます。
なんでだか・・・ハワイアンなお店なんですよねー。ご店主のハワイ好きが店の雰囲気とメニュー構成にも表れているようです。その影響はカップ麺にも及ぼしておりまして、3色の虹がカップ表装を飾ります。
ペリペリと上蓋を開けると、もう何万回も見飽きたフライ麺の塊。その上に袋が二つありまして、後入れ液体スープと、「ふりかけ」なるものがあります。
とりあえず、カップにお湯を注ぎ、フライ麺だから3分と言う待ち時間の設定。改めて思うに、やはりカップ麺の待ち時間は3分が美しいね。最初の1分目は、お湯を注いで待てる余裕がある。2分目は、その日の振り返りとか、週末のこととか全く関係ないことを想う。そして3分目に我に返り、もうそろそろか・・・・まだか・・・・今だ!などとタイミングを見計らう決断に全神経を集中する。5分だと疲れるし、バリカタタイプの2分だと、わけわからずに始まってしまうのだ。
そんな3分後の風呂上がりというか、サウナから出たばかりのオヤジというか、こざっぱりした麺顔はこんな感じだ。意外にも乾燥ひき肉が、ナチュラルに茹で上がったようにも見えますね。
そこで後入れの液体スープを投入。おおお!なんともヴィヴィッドなイエロー!。これは鶏油のイメージだね。
そしてふりかけを投入して完成!。なんと糸唐辛子の雰囲気も醸し出し、また小さくて分かりにくいが、柚子皮の刻みが振り掛けてあります。
まずは汁を飲む。ぎょぎょ!・・・消費税込216円のカップ麺としては、とてもグッド!。淡麗さと華やかさを併せ持つという、矛盾を包含するうまさと申せましょう。淡麗さとは、まず塩そばたるシンプルな味わいのプラットフォーム。とてもシンプルなのでごまかしがしにくい基礎ですね。これがまず良くできている。
その上に乗るアプリケーションとしては柚子。みるみるうちに乾燥柚子はスープを吸い込みふやけて行きます。それと同時進行で、柚子風味をスープに吐き出す。この吐き出された柚子風味が、これほどまでにフレッシュで嫌味のない味わいだとは想像できませんでした。またフレッシュの中にベースの塩味と鶏ガラエキスが混じり合い、見た目はシンプルながらも味わいがカオス。しかも華やかなカオス。
ちょっとこのカップ麺は、侮れないどころか・・・この価格帯では名作の域ではなかろうかね〜。
麺は、いつものフライ麺です。しかし、いいスープを吸い込むと、いつものフライ麺が眩しく見えるぜ。実際に食って見ても、新鮮なイメージ。まだ恋人だった頃の嫁さんを妄想してしまいましたがーーーー(こんなことは、お酒を飲みながらでしか書けないね)。
ともあれ、これはとても食って充実した一杯でした。こんなことなら、これと全く同じ本物を食いに出かけようと思います。そう思って食べログや、ラーメンデータベースで、色々この店&このメニューを検索。なぜだかスムースに出てこないので、近いうちに本物の店へ突撃を決行いたします(完全に酔ってる)。
ともあれ、思いがけない一杯には感謝です。ごちそうさまです。そして、エースコックさんに応援!!
エースコック 一度は食べたい名店の味麺屋Hulu?lu監修の一杯柚子塩SOBA 93g×12個
- 出版社/メーカー: エースコック
- 発売日: 2018/06/11
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