カップ麺食ってしのぎます

本物をリスペクトしたカップ麺を主に追い求めてます! 商品開発に携わる方の熱意に敬愛以上のものを感じてます!

【今週のカップ麺45】 新宿 風雲児 濃厚鶏魚介 (日清食品)

 ようやく出てきましたね・・・・新宿の有名行列店「風雲児」さんのカップ麺!情報をゲットして、しばらくあちこちのコンビニの陳列棚をチェックしていたのですが、とあるファミマでゲットです。

 

 かつて・・・ラーメンデータベースのランキング上位にあって、バナーでの宣伝が華やかだったころは、3〜4年程度前のことか・・・・。今は、はしゃぐことなく落ち着いての営業。先日、久しぶりに訪問して実食しましたが、レベルキープどころか、改めて旨いと思いましたもん。で、カップの表装はこんな感じ。テボを振り上げてこれほどカッコよく、男前の店主は日本広しと言えども、右にでる方はおられまい。とくに、麺場での動きはとても流麗で、ゆで上がったつけ麺を冷水で〆て扱う動作は、美容室のシャンプーを見ているかのごときです。  

 

 カップをペリペリと引きはがすとこんな感じ。お?挽肉ゴロゴロか?と思ったけど、これスープの塊だったみたい。ちなみに特製油は蓋にそなえつきです。

 

 5分少々辛抱して待ったあとのお姿はこんな感じ。なかなか文字通り、濃厚そうです。

 

 かき回してスープをゴクリと味見。これがまた・・・程よいまったりとした濃厚さを再現しており、カップ麺では珍しいくらい、見事な滑らかさあるとろみです。鶏白湯由来の旨味が舌に絡み付くと同時に、魚介の旨味が苦みを一切感じさせず、円やかに広がる感覚。これはなかなかの再現度合ですね〜。

 

 そして・・・麺が良い!やはり5分置きタイプは旨い!!丸みある平打ち状で、インスタント特有の縮れっぷりはありますが、そのRはとても緩やかであり、捩れもほどほどなのが本格的と思えます。歯ごたえもクシリと感じる余裕もありまして、表層はスープを吸い込んでチュルリンと軽やかに駆け抜けていきます。スープの濃厚さとこの麺のシッカリさでとても全体バランスがよく、味わいのまとまりとしてはハイクラス。

 

 有名店になって、店主自らが厨房に立たなくなるというのが多いなか、三宅店主は今でも現場主義ってのがいいよね。また、意外と支店展開をしないという愚直さも好き。ともあれ・・・最近のカップ麺の中ではこれ、おすすめかも。今日もごちそうさまでした。