一周回って・・・「またおま的」濃厚豚骨魚介が新しく感じるのか
- 「狼煙」・・・実は「まぜそば」「カレー味」も旨いブランド
- 確かにとろみ感じる濃厚!奇を衒わない王道豚骨魚介!甘味と旨みが濃厚!!
- 太縮れ麺の縦にも伸びるようなモチモチ感!がナイス!!
- 全体的にはかなり質感高く腹持ちも良く飯の代用となり得る食べ応え!
10年ほど前にブームだった「濃厚豚骨魚介」のラーメンを妙に最近目にすることが多くなってきたかも。一時期都内では増殖し過ぎて「またおま(またお前か)系」と揶揄されつつ、多くの店が撤退していった記憶も新しいです。しかしそんなブームが終焉し、それでもずっと生き残っている店はあるわけで、それは紛れもなく旨いわけですね。
そんな感じ方で、コンビニで「狼煙」のこのカップ麺を見つけては感慨にふけっておりました。
「狼煙」・・・実は「まぜそば」「カレー味」も旨いブランド
実はこの店、濃厚豚骨のラーメンは食ったことなくて、混ぜそばをガッツリ頂いたような記憶。出張の帰りか遠出外出の次いででしか行けないロケーションなので妙に覚えております。なので「またおま」な感覚は個人的にはありませんでした。上蓋を開けると・・・・小袋が2つ。紛れもなく1つは後入れ魚粉で、もう一つは香味油と思われます。
すでに粉末スープは麺の上に降りかかってまして、それはとても白い。かなりの粉末量でして、麺と麺のスキマを埋め尽くしております。具材もそれに埋もれているようで、メンマと青ネギ、そして小さい挽肉がみてとれました。これだけでも相当に濃厚な感覚だね。
これでもか!という位の魚粉の追加投入がいいね!。早速熱湯を確保し、注ぎ入れて5分待ちます。その直後の姿がこんな感じ。
確かにとろみ感じる濃厚!奇を衒わない王道豚骨魚介!甘味と旨みが濃厚!!
確かにこのままデフォルトでも旨そう。ちょっと啜ってみたが、粉末スープがまだ交じり合ってなかったので薄かった(笑)。そこで、ええい!ままよ!!と二つの小袋を一気に投入しました。香味油は豚骨系の旨みのようで、とてもネットリ。そして魚粉は袋に入っていたより多めに感じるほどに。麺顔を圧倒します。
かき混ぜると泡泡・・っとしますが、時間が少し経つととろみがゆっくりと発生してくる。濃厚豚骨魚介の本領発揮というところです。
で・・・・味わいは?というと、これが実に王道!王道過ぎる(笑)ほどの豚骨魚介。狼煙の個性を語れない経験値の低さゆでごめんなさい。ただしかし、「奇を衒わない質実さは分厚く感じ、「またおま」感覚がそのままストレートに出ていて潔しな旨さ。
とにかくクリーミィーで豚骨のコクを分厚く感じます。そしてそれをマスキングするかのように魚粉が絡まり、ぺったりと舌に絡まって甘さが広がる。魚介系と言っても苦みは一切なく、しっとりとした濃密な甘さが濃ゆいという感覚だ。これはフツーに旨くて大満足。腹にもたまる質感。
太縮れ麺の縦にも伸びるようなモチモチ感!がナイス!!
フライ麺の太いタイプ。5分待ちということで、カップ麺としてはかなり本格的なスペックと思われます。全体的にやや黄色い地肌で、ツルツルとした印象。もちろん縮れっぷりも見事で、湯戻ししたやや柔らかな表情を浮かべる。
完成して箸でリフトしますが・・・・縮れそのままで持ち上がる。また固いかもと躊躇しながら噛むと、これが非常に明るいモチモチ感。強いモチモチ感。麺の味がしっかりと感じられて、濃厚豚骨魚介を受け止めるんじゃないかと思えるほどです。
やがて熱が入りきり、ゆっくりと出汁が浸透し始めますが、ハードなモチモチ度は一切妥協を感じません。横に噛みちぎるとこはもちろんですが、縦に引き伸びる性格もあって、とても張りを感じる麺。ひょっとしたらつけ麺にも転用できるかもしれません(カップ麺の話ね)。
全体的にはかなり質感高く腹持ちも良く飯の代用となり得る食べ応え!
これ食って結構腹にきます。全体的に化学調味料を感じるのも低いので、おにぎりなどサイドメニューなしで食うとしたらこれがいいかも。ともあれ、狼煙さんはその後、支店もできたようなので、埼玉エリアへラーメン遠征活動を再開する際は、頭にいれておきたいです。やはり名店の監修とあるカップ麺はハズレがなくていいね。今回もごちそうさまでした。そしてエースコックさんの企画と商品開発力にも感謝。今後も応援をしております!。
エースコック 一度は食べたい名店の味 狼煙 魚粉盛り濃厚豚骨魚介ラーメン 96g×12個
- 出版社/メーカー: エースコック
- 発売日: 2019/02/04
- メディア: 食品&飲料
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